2015.3 活動記録「薪ストーブの会」
●日時 3月25日(水)
10:00~15:00
●作業 B作業
●場所 南側伐倒地区
●参加 会員 9 名
●内容
①緑色のクローラトラブル調査
②40cm玉切り作業及び運搬
③薪割り及び整理
●コメント
今日は低気圧の影響で風が強く、時折小雪が舞い散る肌寒い一日でした。薪割り機やクローラ―がフル活動し杉の玉切り材が綺麗に片付いていますが、まだまだ残ってます。緑色のクローラ―のトラブルである、生ガス逆流現象を調査した結果、キャブのメインノズルの穴径がφ1.5mm位あり非常に大きい感じがしました。エンジン始動時の生ガス逆流はさほどでないが、一分以上たつと徐々に生ガスが吸気バルブ側から吹き出してきます。吸気周期が繰り返す毎に負圧が高まりメインノズルから燃料を大量に吸い上げ、生ガスとなって吸気バルブから吹き出すと考えられます。メインノズルにメインエアーブリーダーチューブ(メインノズル内側に挿入され小さな穴が開いている)があるタイプのキャブと思われるがこの部品は無く、メインノズルを取り外そうと思い穴を覗くと大分マイナス溝をコジッて欠けていたし、6mmのマイナスドライバーで取り外そうとしたが取れなかったので他の方法を検討する事にしました。一般社団法人パーソナルサポートセンターから二名,一日お手伝いを頂き、ありがとうございました。本日のB作業に参加されました方々、お疲れ様でした。
●日時 3月21日(土)
10:00~15:00
●作業 B作業
●場所 南側伐倒地区
●参加 会員 17 名
●内容 ①新規伐採予定地の第一掛橋の横板張り作業
②伐倒及び玉切り
③玉切り材運搬
④薪割り及び整理
⑤旧22t薪割り機のガソリンタンク取り付けステー補修取り付け
⑥赤色クローラの高速レンジのVベルト滑り防止対策調査
⑦緑色クローラ―の生ガス逆流原因調査
●コメント
暑さ寒さも彼岸まで、なか日で天気も良く風もなく作業日和の良い日でした。土曜の祝日でメンバーからの呼び掛けもあり沢山の方々が参加しました。作業も分担し順調に進み、新規伐採予定地の第一掛橋の横板も張り終え伐採の準備が整いました。旧22t薪割り機のガソリンタンク取り付けステー補修完了し取り付け、タンクの揺れもなく順調に一日トラブルなく稼働しました。赤色クローラの高速レンジのVベルト滑りは相変わらず滑り、低速レンジでの使用して下さい。次回Vベルトの張りを増すようにアイドラーを大きい物に交換する方向で検討します。緑色クローラ―はシリンダーヘットまで分解しバルブ状態を確認しました。シリンダーヘット内部は汚れが酷く洗浄し綺麗にし組み付けたが、生ガスがシリンダーヘットから戻る状況に変わりはありませんでした。バルブの磨り合わせやバルブ開閉タイミング隙間には問題ないので他の原因によると思われます。南側の杉伐採地では殆どが40cmに玉切りされ山積みになっています。ホウの木も薬用に用いられないので伐倒し玉切りされました。薪割り機二台フル稼働し薪棚に沢山積み重ねられました。当分薪割り作業は続きそうです。一般社団法人パーソナルサポートセンターから1名が一日お手伝いを頂き、ありがとうございました。
本日のB作業に参加されました方々、お疲れ様でした。
●日時 3月14日(土)
10:00~15:00
●作業 C作業
●場所 南側伐倒地区
●参加 会員 2名
●内容
1.パンクしていたアルミ製一輪車を修理し、宇田川さんが提案していた「薪計量コンテナ」を採用し、一輪車の荷台にコンテナ2個を取り付けました。2コンテナで4キモチ分の薪をラクラク運ぶ事が可能になります。B作業活動で薪運びをする事で、2キモチや4キモチの薪の量を体感する事で、量の感覚を習得して頂ければ、一石二鳥かな?。積極的にB作業活動に参加し薪運びを行う事でキモチ分の量を体得してみて下さい。
2.「赤いクローラ」のクラッチVベルトが滑り馬力が出なかったので、定例会の時、高速/低速クラッチVベルトの張りを調整したが、前進2速の高速でベルトが滑り動かないと言う報告を受けたので調査する事にしました。同時にダンプ用油圧切換えバルブ付近から油漏れがしている事も調査しました。Vベルトの滑りは調整範囲内では直らずベルト(SB-35)の交換が必要です。ダンプ機構を上下させ、油圧切換えバルブ付近からの油漏れを調べたが漏れの個所を発見する事が出来ず様子見とします。油圧油量が60%位なのが影響しているかは、取説が無いので油量が適正なのか判断が出来ませんでした。
3.古22t薪割り機を定例会時チューブレスタイヤに空気入れと馬力不足(吸気/排気バルブのロット隙間調整)を修理しました。油圧切換えバルブに付いているエアー抜きバルブ?から油が漏れているので、ホースをつなぎポリタンクで受けていました。エアー抜きバルブ?を取り外すとOリング付き一部スプリング化した部品が出てきました。スプリングが入っている袋ナットの中心部にテーパー状に加工し1mm程度の穴があいており、穴を塞ぐようにベアリング玉(径6~10mm)が入っていたと思われます。6mmの手持ちベアリング玉をセットし、現状と同じくホースをつなぎ、今後の状況を確認する事にしました。ガソリンタンクと保持ステーの溶接部が破損し、運転
稼働中タンクが激しく揺れ、いまにも壊れそうになっている為、タンクを外し持ち帰り修理する事にしました。
4.「緑色クローラ」はエンジンを駆けるとキャブから生ガスが噴き出す。詳しく調べる為に再調査しました。吸気/排気バルブのロット隙間を色々調整しましたが生ガス噴き出しは収まらりませんでした。エアーフィルターを外しエンジンを起動すると、数秒後、生ガスの吹き出しが始まり、起動してアクセルを上げると吹き出しタイミングが早まりました。現状から推測すると吸気バルブとエンジンヘット間に極小の隙間があり、圧縮された一部の生ガスがシリンダーヘットに漏れ、一定量のガソリン(生ガス)がシリンダーヘットに溜まるとキャブにリターンする経路から吹き出すと考えられ、エンジン本体の分解が必要になります。ガソリンON/OFFコックからのガソリン漏れは、コックの下部に付いている小さな樹脂タンクの上に薄いフィルターとOリングが付いていたと思われるが、二つの部品もなく無理にガソリン漏れを防ぐ為、樹脂タンクをきつく締めすぎ、樹脂タンクのネジ部が破損したと思われ、ガソリンON/OFFコック部品の交換が必要になります。
●日時 3月7日(土)
10:00~15:00
●作業 定例会
●場所 腹帯集会所・南側伐倒地区
●参加 会員 25名+子供3名
●内容
①新たに入会した方へ薪ストーブ会の活動内容について説明(会のルールについて定めた資料を配布し、説明しながら意見交換を行いました)
②山作業における安全作業について周知徹底。
③次年度(27年)の活動予定並びに薪購入希望調書について説明
●コメント
多くの会員も増えたことより、改めて薪ストーブ会の活動内容について知っていただくと同時に、山で楽しみながら安全な作業を行うため、薪ストーブ会のルールを定めた資料をもとに出席メンバと意見交換を行いました。また次年度からは”きもち”をコンテナを用いて計量する方法や薪の広葉樹のほか針葉樹についての払い出しや薪の価格表についても新たに周知するとの話も出ました。
●資料添付
①薪購入の事前希望調書(平成27年度薪生産量把握の為)
②平成27年度年間活動予定表
③薪ストーブ会の活動ルール集
※平成27年度4月にHPの活動グループ(薪ストーブ会)欄に正式に掲載いたしますので一度目を通していただき、ご意見等がございましたなら、遠慮なく事務局へご連絡下さい。